【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:堅調推移を想定
NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより
本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調推移を想定する。前日11日の米国市場のダウ平均は99.27ドル安の44,148.56ドル、ナスダックは347.65ポイント高の20,034.90で取引を終了した。11月消費者物価指数(CPI)が想定内にとどまり12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げを期待した買いに、寄り付き後、上昇。ダウは利益確定売りに押され下落に転じた。ナスダックは利下げ期待を受けた買いやアルファベットなどハイテクの買いが主導し終盤にかけ上げ幅を拡大し過去最高値を更新した。本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調推移を想定する。米国の利下げ機運の高まりが追い風となるほか、過熱感を伴わずに25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロスを形成しそうなことから、買い手優位が見込まれる。また、VIX指数が13.62まで低下している点も相場をサポートしそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt高の642ptで終えている。上値のメドは650pt、下値のメドは635ptとする。
《SK》
提供:フィスコ