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【通貨】今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を意識してドルは下げ渋る可能性

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

9日のドル・円は、東京市場では149円69銭から150円35銭まで反発。欧米市場では150円32銭から151円35銭まで上昇し、151円23銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に151円台で推移か。米長期金利の上昇を意識してドルは下げ渋る可能性がある。

一部報道によると、中国共産党指導部は、2025年に金融緩和と財政支出拡大を進める方針を示したようだ。中央政治局は来年の金融政策について「適度に緩和的とする」ことを発表した。関係者によると、従来は「穏健な金融政策」としていた。国営新華社通信によると、指導部は財政政策に関しても、「より積極的な」と、従来の「積極的な」から表現を強めた。なお、今回の政治局会議では「不動産と株式市場を安定化させる」方針も示されたようだ。市場参加者の間からは「中国政府は米国向け輸出の大幅な落ち込みを警戒しており、2025年は内需拡大に注力する」との声が聞かれている。

《NH》

 提供:フィスコ

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