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【経済】このあと12月調査分のミシガン大消費者信頼感指数 共和党支持者の楽観的見方で上昇予想

*ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(12月)0:00
予想 73.3 前回 71.8
・1年先のインフレ期待
予想 2.7% 前回 2.6%
・5-10年先のインフレ期待
予想 3.1% 前回 3.2%

 このあと日本時間0時に12月調査分のミシガン大消費者信頼感指数の速報値が発表される。予想コンセンサスは73.3と前回から上昇が見込まれている。前回は4月以来の高水準に上昇したが、トランプ次期政権下での経済の方向性について、共和党と民主党の支持者の間で意見の相違が明確に出ていた。

 今回は選挙後1カ月ということもあり、それは幾分改善が期待されるが、バイデン大統領が就任して以来、初めて民主党よりも共和党の方が楽観的な経済見通しを持つようになったとの報告もある。今回12月の調査でも、共和党支持者の楽観的な見方がセンチメントを押し上げると見られているようだ。

 多くはトランプ氏の経済政策が家計改善につながると期待している。しかし、関税引き上げ、不法移民の強制送還、減税といったトランプ氏の掲げる政策がインフレを加速させ、成長を下押しする恐れがあるとエコノミストは警告している。

 なお、ミシガン大学消費者信頼感指数は500件のサンプルによるアンケート調査をもとに算出されるが、速報段階では300件の調査をもとに発表。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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