【材料】エアロバイロンメント、決算受け大幅安　アナリストからは期待の声も＝米国株個別

（NY時間10:22）（日本時間00:22）
エアロバイロンメント<AVAV>　168.02（-28.87　-14.66%）

　ドローン製造を手掛けるエアロバイロンメント<AVAV>が大幅安。前日引け後に８－１０月期決算（第２四半期）を発表し、売上高は予想を上回ったものの、１株利益が予想を下回ったことで失望感が強まっている模様。２５年度通期のガイダンスでも予想を下回る見通しを示していた。販管費と研究開発費が利益を圧迫した模様。

　ただ、アナリストからは「減益と営業費用増加で業績は精彩を欠くものとなった。しかし、同社の置かれている背景は依然として堅調で、積極的な受注活動は近い将来に利益拡大に繋がり、さらなる成長が期待できることを示唆している」とも述べている。

（８－１０月・第２四半期）
・１株利益（調整後）：0.47ドル（予想：0.67ドル）
・売上高：1.88億ドル　4.2％増（予想：1.81億ドル）
　　UxS：8540万ドル（予想：1.11億ドル）
　　LMS：7770万ドル（予想：5340万ドル）
　　MW：2530万ドル（予想：1750万ドル）
・粗利益率：39.0％（予想：39.6％）
・EBITDA（調整後）：2590万ドル（予想：3160万ドル）

（２５年度通期見通し）
・１株利益（調整後）：3.18～3.49ドル（予想：3.49ドル）
・売上高：7.9～8.2億ドル（予想：8.2億ドル）
・EBITDA（調整後）：1.43～1.53億ドル（予想：1.52億ドル）

【企業概要】
　政府機関や企業を対象に、インテリジェントでマルチドメインなロボットシステムと関連サービスの設計・開発・生産・提供・サポートを行う。主に米国国防総省および国際連合政府向けに、無人航空機システムや、戦術ミサイルシステム、無人地上車両、その他関連サービスを提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美


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