【市況】<マ-ケット日報> 2024年12月5日
5日の市場は日経平均が4日続伸。終値は前日比119円高の3万9395円だった。前日の米国株が最高値を更新した流れを引き継いで買い先行のスタート。円高一服、米株高と外部環境は好調で出遅れ気味の日本株に外国人の買いも増えている。ボックス上限の4万円が近づくにつれ戻り待ちの売り物も増えているが、ボックス下限(3万8000円)からの底放れからまだ日が浅く、買い方有利の流れは今しばらく続きそうな雰囲気だ。
昨日の米国市場は12月の利下げ観測の強まりからダウ平均は3日ぶりに反発し、史上最高値を更新してきた。株価は初の4万5000ドル台へ。この日発表された労働関連の指標がやや弱かったことからFRBが既定通り利下げに動くとの見方が強まった。また、主力株のひとつであるセールスフォースの決算が好感されて同社株が大幅高。この1社でダウ平均を200ドル以上も押し上げている。長期金利の低下によりハイテク株の多いナスダック指数も連日で過去最高値を更新した。
さて、東京市場は米国の主要3指数が最高値を更新したことでリスクオンのムードが強まっている状況。国内に材料がなく朝方の買い一巡後は上値が重たくなってしまいがちだが、米株高は今しばらく続きそうなので日本株もじわじわと追随していく12月相場となりそうだ。足元で若干だが出来高が2日連続減少しており、その分上げの勢いがおとなしくなってしまっている。(ストック・データバンク 編集部)
昨日の米国市場は12月の利下げ観測の強まりからダウ平均は3日ぶりに反発し、史上最高値を更新してきた。株価は初の4万5000ドル台へ。この日発表された労働関連の指標がやや弱かったことからFRBが既定通り利下げに動くとの見方が強まった。また、主力株のひとつであるセールスフォースの決算が好感されて同社株が大幅高。この1社でダウ平均を200ドル以上も押し上げている。長期金利の低下によりハイテク株の多いナスダック指数も連日で過去最高値を更新した。
さて、東京市場は米国の主要3指数が最高値を更新したことでリスクオンのムードが強まっている状況。国内に材料がなく朝方の買い一巡後は上値が重たくなってしまいがちだが、米株高は今しばらく続きそうなので日本株もじわじわと追随していく12月相場となりそうだ。足元で若干だが出来高が2日連続減少しており、その分上げの勢いがおとなしくなってしまっている。(ストック・データバンク 編集部)