【通貨】東京為替:ドル・円は下げ渋り、日銀当局者発言に思惑
米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
5日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。前日発表された低調な米経済指標でドル売りが先行し、150円77銭から150円19銭まで値を下げた。ただ、日銀当局者が追加利上げに慎重な見解を示すと円売りが強まり、主要通貨は円に対して小幅に戻した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円19銭から150円77銭、ユーロ・円は157円91銭から158円48銭、ユーロ・ドルは1.0508ドルから1.0522ドル。
【要人発言】
・中村日銀審議委員
「前向きな賃上げ、防衛的な賃上げの二極化がうかがわれ、今後の動向を注視」
「賃上げの持続性にまだ自信を持てず、節約志向や設備投資計画先送りの可能性も」
「コアCPIが前年比で2025年度以降、2%に届かない可能性がある」
【経済指標】
・豪・10月貿易収支:+59.53億豪ドル(予想:+45.00億豪ドル、9月:+45.32億豪ドル←+46.09億豪ドル)
《TY》
提供:フィスコ