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【材料】ウーバーに売り FTCが消費者保護法違反で調査と伝わる=米国株個別

(NY時間14:46)(日本時間04:46)
ウーバー<UBER> 71.54(-0.02 -0.03%)

 日本時間の午前4時過ぎからウーバー・テクノロジーズ<UBER>に売りが出ており、前半の上げを失っている。一時71ドルちょうど付近まで下落。米連邦取引委員会(FTC)が、同社の主力の定期購入サービスが消費者保護法に違反したかどうかを調査していると伝わった。ブルームバーグが伝えた。

 顧客に無断でウーバー・ワンの定期購入サービスに登録され、解約も困難だったとの苦情が申し立てられているという。調査は今年初めに開始された。

 ウーバー・ワンの定期購入プログラムは、年会費を支払うことで乗車や配達注文の割引を提供する。同社によると、同サービスの定期購入者は約2500万人に上るという。

 同社はFTCから同プログラムに関する問い合わせを受けていることを認め、当局の調査に協力していると述べた。

 「当社のキャンセルポリシーについてFTCが疑問に思う点があれば、引き続き回答していくつもりだ」と同社の広報担当者は電子メールで述べた。「ウーバー・ワンのキャンセル手続きは法律の文言と精神の両方を遵守している。ウーバー・ワンの会員はアプリで簡単に会員資格をキャンセルでき、実際にキャンセルの大部分は20秒以内で完了している」と述べている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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