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【市況】米国株見通し:底堅い値動きか、FRB議長発言で買戻しも

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時30分現在)

S&P500先物      5,805.75(+26.75)
ナスダック100先物  20,362.75(+170.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は99ドル高。米金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


25日の主要3指数はまちまち。ナスダックは3日続伸、S&Pは3日ぶり反落、ダウは293ドル安の41914ドルと5日ぶりにマイナスへ沈んだ。この日発表された住宅関連指標はやや低調な内容となり、不透明感を嫌気した売りが先行。ただ、前日に続き連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ継続が期待され、急激な下げを回避した。また、中国の金融緩和や不動産支援策によりエネルギーなどへの買いが入り、相場をサポートした。


本日は底堅い値動きか。今晩発表の4-6月期国内総生産(GDP)確定値は横ばい、耐久財受注、新規失業保険申請件数は弱い内容が予想され、景気減速を警戒した売りが先行。株価指数はなお高値圏を維持しており、利益確定や持ち高調整の売りが続く可能性もある。一方、FRB当局者内で大幅利下げに関する見解は分かれるものの、パウエル議長が一段の金融緩和に前向きな姿勢ならソフトランディング期待の買戻しが指数を支えそうだ。

《TY》

 提供:フィスコ

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