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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 Jフロント、ファルコム、エスクロAJ (24日大引け後 発表分)

Jフロント <日足> 「株探」多機能チャートより

 9月24日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 Jフロント <3086> [東証P]  ★今期最終を一転22%増益に上方修正・11期ぶり最高益、配当も4円増額
 ◆25年2月期の連結最終利益を従来予想の265億円→365億円に37.7%上方修正。従来の減益予想から一転して22.0%増益を見込み、一気に11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。上期に百貨店事業とショッピングセンター事業で国内売上が堅調に推移し、訪日外国人観光客の増加などで免税売上も伸長したことを織り込んだ。心斎橋共同センタービルディングの株式取得に伴う株式段階取得差益85億円を計上することも利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の40円→44円(前期は36円)に増額修正した。

 ファルコム <3723> [東証G]  ★今期配当を10円増額修正
 ◆24年9月期の期末一括配当を従来計画の10円→20円(前期は20円)に大幅増額修正した。「軌跡シリーズ」の世界累計販売本数800万本突破と20周年を迎えたことを記念して記念配当10円を実施する。権利付き最終日の26日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

 アイビー <4918> [東証S]  ★今期最終を一転黒字に上方修正
 ◆25年3月期の最終損益(非連結)を従来予想の9000万円の赤字→8000万円の黒字(前期は1億6000万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。大型新製品(普及価格帯スキンケア製品)の投入などによって売上高が計画を上回ることが寄与。売上原価率の低減や固定費の削減も上振れに貢献する。

 エスクロAJ <6093> [東証S]  ★上期経常を43%上方修正
 ◆25年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の2.7億円→3.8億円に43.0%上方修正。増益率が31.4%増→87.9%増に拡大する見通しとなった。上期業績の上方修正は7月に続き、2回目。金融ソリューション事業で金融機関の住宅ローンの取り扱い件数が堅調だったことに加え、不動産オークション取引の成約と決済が順調に推移したことが要因。経費削減や貸倒引当金の戻し入れを計上することも上振れにつながる。

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