【材料】土屋HDは安い、引き渡し棟数の減少により通期業績予想を下方修正
土屋HD <日足> 「株探」多機能チャートより
同社は北海道が地盤の住宅会社。住宅事業において上期の受注の遅れにより第4四半期に施工が例年以上に集中したほか、当初計画していた施工体制の整備が遅れ、引き渡し棟数が減少し売上高が計画を下回る見込みとなった。これに加え、建築コストの増加や分譲住宅・住宅用土地の価格改定による影響、一部の大型の非住宅物件で不採算工事が発生したことから利益も下振れる。
同時に発表した第3四半期累計(23年11月~24年7月)決算は、売上高210億3700万円(前年同期比1.8%増)、営業損益11億3900万円の赤字(前年同期9億1700万円の赤字)、最終損益8億5200万円の赤字(同6億8200万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS