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【市況】アジア株 総じて下落、香港株は大幅続落

アジア株 総じて下落、香港株は大幅続落

東京時間17:31現在
香港ハンセン指数   17196.96(-247.34 -1.42%)
中国上海総合指数  2736.49(-29.32 -1.06%)
台湾加権指数     21144.44(-290.75 -1.36%)
韓国総合株価指数  2535.93(-8.35 -0.33%)
豪ASX200指数    7988.09(-25.29 -0.32%)
インドSENSEX30種  81459.13(+275.20 +0.34%)

 9日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。6日に発表された8月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想に届かず、前回分も下方修正されたことで、米国の景気減速への警戒感から米国株が大幅安となった。これを受けてアジア株には売りが広がった。上海株は続落。週明けに発表された8月の中国消費者物価指数、生産者物価指数ともに市場予想を下回り、中国の景気減速が警戒された。香港株は大幅続落。米国の米中両国の景気の先行き懸念が圧迫材料となった。
   
 中国大陸市場で上海総合指数は続落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、酒造会社の貴州茅臺酒、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、銀行大手の中国工商銀行、建設機械メーカーの三一重工、炭鉱会社のエン州能源集団(ヤンジョウ・エナジー・グループ)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、不動産開発会社の華潤置地(チャイナ・リソーシズランド)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、衛生用品メーカーの恒安国際集団(ハンアン・インターナショナル)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。資源・鉱山会社のBHPグループ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバルが買われる一方で、医薬品メーカーのCSL、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、鉱山会社のニューモントが売られた。
   
MINKABU PRESS

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