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【特集】【今週読まれた記事】雌伏の時を超え反撃の狼煙上げるグロース市場


 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月31日から9月6日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 名実ともに9月相場入りした今週、東京市場はまたしても相場が大きく動く展開となりました。8月5日の暴落とは異なり、今回の震源地は米国でした。米司法省が米エヌビディア<NVDA>に召喚状を送付したとの報道を機に、同社を始め半導体関連に売りが殺到。これを受けた4日の日本株市場は為替市場の円高も重なって全面安商状となり、日経平均株価は前日比1638円安の3万7047円まで売り込まれました。この日の引け後に配信した「【株急落・市場の声】『半期末控え国内年金勢の日本株買いに期待』アイザワ証券・三井氏」は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。

 通常であれば、これだけ大きく下げた後は自律反発を期待した買いも入るところですが、先月の暴落を経験した後ではなかなか手が出せないのが実情ではないでしょうか。結局その後も下落が続き、週末終値は前週末比2256円安の3万6391円で取引を終了しました。

 エヌビディアの株価急落は、AI・半導体バブルの終焉を予感させます。為替市場では円高・ドル安傾向が鮮明となっており、年初からの株高を演出してきた材料がここにきて軒並み崩れ始めているようです。「今後の課題は物色の変化だ」と述べるのは大人気相場コラム「【植木靖男の相場展望】 ─円高・ドル安は株高を誘う?!」の植木氏。株安の要因となっている円高について「だが、本当に円高は株安材料なのか」と、内需主導型の日本経済には本来プラスになることを解説。海外にばらまかれたマネーが還流し、株価が上昇に転じる時が来るとみています。この記事は多くのアクセスを獲得しランキング上位入りとなりました。

 相場コラムは今週も大人気です。目下の投資戦術は「『森を見ず、木を見よ』(各論勝負)」として好材料を持つ銘柄を複数挙げた「【杉村富生の短期相場観測】 ─目先は『森を見ず、木を見よ』の投資戦術を!」はランキング6位、そのほか以下のすべてが上位入りとなっています。<相場観特集>は現役の市場関係者2氏にマーケットの展望をお聞きしました。どの記事もお見逃しなく。

  【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 混沌の時代に成長へ導くコンサル企業に注目!
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「9月相場入り、個別株の打診買いも視野に」
  【和島英樹のマーケット・フォーキャスト】─波乱の後の物色は基本に帰る

  桂畑誠治氏【強気になり切れない東京市場、9月相場の展望は】(1) <相場観特集>
  田部井美彦氏【強気になり切れない東京市場、9月相場の展望は】(2) <相場観特集>


 2年以上の長きにわたって低迷を強いられてきたグロース市場が、ついに反撃を開始しています。8月の暴落によって図らずも需給が改善しており、その恩恵を最も強く受けているのがグロース市場です。「大化けの初動に乗る、グロース市場『業績急拡大』7銘柄最強セレクト <株探トップ特集>」は、ビジネスモデルに成長力を宿し、好業績かつ株式指標面で割安という死角のない有望株を7銘柄を厳選して紹介。見事アクセスランキング首位に輝きました。

 投資テーマ関連では、革新が著しい「AIチャットボット」分野で活躍する銘柄を追った「『AIチャットボット』飛躍ステージへ、超成長エリアの有望株選抜 <株探トップ特集>」が多くの支持を集め上位入り。そのほか以下の記事も人気となりました。

  見直し機運高まる中小型株、不振挽回へIPO市場に追い風は吹くか <株探トップ特集>
  自民党総裁選は異例の大混戦、候補者と関連銘柄を緊急リサーチ <株探トップ特集>
  「2025年問題」で注目度赤マル急上昇、介護関連株にフェードイン <株探トップ特集>

  「データセンター」が5位にランクイン、国策の追い風を背に物色の矛先向く<注目テーマ>


 銘柄スクリーニング記事では、24年4-6月期(第1四半期)に経常利益ベースで利益倍増を達成した3月期決算企業を紹介した「24年4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!<成長株特集>」シリーズの最終回となる〔第4弾〕がランキング5位を獲得。また、今週からスタートした「上方修正“先回り”、24年9月上期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>」は、上期計画に対する進捗率が高く“上方修正”する可能性の高い銘柄にスポットを当てて上位入りとなりました。待望の〔第2弾〕は明日8日の19時30分に配信予定。お見逃しなく。

 高配当利回り銘柄ランキングの人気も変わらず上々です。定番の「10万円以下で買える <割安株特集>」では、“高ROEかつ低PER”の買いやすい銘柄にスポットを当てました。

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 9月4日版
  9月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 「プライム」編 <割安株特集>
  9月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30「スタンダード他」編 <割安株特集>

  10万円以下で買える、高ROE&低PER 25社【プライム】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、高ROE&低PER 36社【スタンダード】編 <割安株特集>


 今週の株探プレミアムコラムは2024年3月29日から4月15日まで行った「個人投資家大調査-2024」のアンケート回答者へのインタビューを基にした記事から、“投資の経験はそれほど長くはないが、将来は億トレ間違いなし!と期待できる投資家”にフォーカスした「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」の新作を2記事配信しました。今回は“人の行く裏に道あり”と、資産形成のセオリーを打ち破る独自のスタイルで株式投資に向き合う個人投資家が3名登場。第1回「退職金は全額投入、雇用延長もノー、FPも真っ青の投資術」では、退職金を全額つぎ込み資産を2倍以上に膨らませた“筋トレ投資家Tさん”(ハンドルネーム)に注目し、暴落時に優良銘柄を仕込むコツを解説していきます。

 2記事目の「安定と成長のミックス戦略&リスクリワードで、年齢とローン返済の常識を超える」では、老後資金の9割を投資につぎ込む“yamakabuさん”と、“投資と子育て・仕事”と3つの顔を持つ女性投資家の“Mintyさん”が登場。リスクを取りつつも安定を確保しながら投資に全集中する2名の投資家の銘柄選びのコツや、投資力向上に役立った“投資の賢人”達の書籍リストを紹介します。プレミアム未登録の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。

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 引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。今週配信した記事は以下の通りです。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月30日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月2日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月3日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月4日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月5日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月03日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月04日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月05日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月06日)
  ※2日は「該当なし」

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