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【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:米国市場休場で小動きか

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は、小動きの展開を想定する。先週末の米国市場のダウ平均は228.03ドル高の41,563.08ドル、ナスダックは197.20pt高の17,713.63ptで取引を終了した。7月コア個人消費支出(PCE)価格指数がほぼ想定通りで段階的な利下げ期待に寄り付き後、上昇。長期金利上昇で、相場は一時下落に転じたが、月末要因の買いに加え、8月ミシガン大学消費者信頼感指数や8月シカゴ購買部協会景気指数の改善でソフトランディング期待に再び買われ、終盤にかけ上げ幅を拡大。ダウは連日で過去最高値を更新した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、小動きの展開を想定する。エヌビディアの決算発表や8月ミシガン大学消費者信頼感指数など米国主要イベントを通過したことで、投資家心理の安定が見込まれる。一方で、ローテーションにより、東証プライムへの関心が高まるタイミングで、新興市場売りの動きが出る可能性もある。いずれにせよ、本日の米国はレイバー・デーによる休場のため、極端な値動きとはならなそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt安の661ptで終えている。上値のメドは670pt、下値のメドは650ptとする。
《TY》

 提供:フィスコ

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