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【市況】後場の日経平均は790円高でスタート、さくらや住友林などが高い/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 38179.25 (+790.63)
TOPIX  : 2677.37 (+36.23)


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比790.63円高の38179.25円と、前引け(38015.87円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38080円-38270円のレンジで上昇後にもみ合い。ドル・円は1ドル=146.80-90円と午前9時頃から60銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が小幅に上昇して始まった後は軟調で0.9%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は取引開始後に下げに転じ0.3%ほど下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。外為市場で朝方に比べ、やや円安・ドル高の動きとなっていることが株式市場で安心感となっているもよう。一方、今週は、23日の衆参両院の閉会中審査での植田日銀総裁の発言や、同じく23日の「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演など、重要イベントが控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。

 セクターでは全業種が上昇。精密機器、パルプ・紙、陸運業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、さくら<3778>、SHIFT<3697>、住友林<1911>、メルカリ<4385>、東電力HD<9501>、スクリーンHD<7735>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、ルネサス<6723>、TOWA<6315>が高い。一方、7&iHD<3382>、三井物<8031>、日立<6501>、パンパシHD<7532>が下落している。
《CS》

 提供:フィスコ

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