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【注目】ナスダック100の長期トレンドは損なわれていない 買いを続けるべき=米国株

(NY時間09:50)(日本時間22:50)
ナスダック100 19513.18(+4.66 0.02%)  

 ナスダック100の長期トレンドはまだ損なわれていない、そのため買いを続けるべきとの指摘がアナリストから出ている。7月の大型株離れと8月初めの成長株不安は短命であったことが証明され、年前半に市場の勢いを独占した大型成長株もまだ良い状態にあるとしている。7月のモメンタム巻き戻しの兆候は誇張されているという。

 全体として、1)金利低下は大型株の成長を支える、2)FRBの政策はモメンタム要因を支える、3)大型株の成長とハイモメンタムの両方が再びプラスに転じる証拠を確認しているとわれわれは考えていると述べている。

 マグニフィセント7の中にはペース維持に苦労しているものもある。しかし、大型株の成長をより幅広く見るには、ナスダック100が有効。同指数はウォール街のプロが注目する重要なテクニカル指標である200日線を上回って推移している。

 IT・ハイテク株比率の高い同指数は、200日線の強気の傾斜にもかかわらず、絶対ベースでも相対ベースでも上に転じている。これは上昇トレンド再開のサインであり、構造的な主導的トレンドであるという。

 なお、同指数の上位銘柄はアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>、そしてエヌビディア<NVDA>で、これらを合わせると指数の約25%を占める。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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