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【材料】アクシスコンサルティング---24年6月期は増収・2ケタ増益、人材紹介・スキルシェアのいずれも増収を果たす

アクシスC <日足> 「株探」多機能チャートより

アクシスコンサルティング<9344>は14日、2024年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比7.5%増の46.65億円、営業利益が同23.7%増の8.33億円、経常利益が同29.1%増の8.31億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.0%増の5.02億円となった。

人材紹介について、売上高は31.61億円(前期比8.3%増)となった。コンサルティングファームのマネージャー以上に注力した効果により、第2四半期以降のマネージャー以上の決定割合は増加傾向で推移した。また、第4四半期においては営業強化施策が商機を捉え、売上単価の高いマネージャー以上の決定人数を伸ばし、過去最高の四半期売上高を達成した。入社決定人数は、コンサルティングファームの若手層が減少した影響もあり前期に対して微増に留まったが、施策効果によりマネージャー以上の決定人数を伸ばし、また事業会社向けのサービスも貢献した。平均売上単価については、主に手数料率の高いマネージャー以上の決定割合が高まったことで、前期を上回った。

スキルシェアについて、売上高は15.04億円(前期比5.6%増)となった。「フリーコンサルBiz」において、主要顧客であるコンサルティングファームのニーズが変化するなか、取り組んできた顧客のフォロー体制整備が奏功して第3四半期以降は復調し、継続契約社数が増加した。上期は苦戦したものの、体制を強化した下期は順調に稼働人数を伸ばし、第4四半期は過去最高の四半期売上高を記録した。

2025年6月期通期の業績予想については、売上高が前期比27.4%増の52.00億円、営業利益が同41.3%増の7.00億円、経常利益が同14.0%増の7.00億円、当期純利益が同72.0%増の6.36億円としている。同社は、当連結会計年度において連結子会社であったケンブリッジ・リサーチ研究所を2024年7月1日付で吸収合併しており、2025年6月期(2024年7月1日~2025年6月30日)に非連結決算へ移行するため、個別業績の予想が開示されている。

《SO》

 提供:フィスコ

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