【市況】金融株上昇でじり高の展開に/後場の投資戦略
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均;36808.75;+366.32
TOPIX;2612.48;+30.58
[後場の投資戦略]
足元、メガバンクなど急落した金融株の戻りが目立っている。長期金利の指標となる10年物国債利回りは0.81%台と目立った動きは見られないことから、金利動向に着目した買いとは違う買いが金融株に入っている様子。市場からは「急落で日本株の割合が低下したGPIFなど年金がバリュー株を中心に買いを入れている」との声も聞かれる。日経平均VIが26ポイント台まで低下したこともあり、東京株式市場は平穏を取り戻しつつある。後場の東京市場は引き続きTOPIX優勢のしっかりとした地合いを想定する。
《AK》
提供:フィスコ