【注目】料金改定が少ないサービス分野はインフレがより深刻化

　料金改定が少ない業界では、パンデミック後の経済ショックから回復するのに時間がかかっているため、インフレ圧力が上昇している。

　この日発表の７月の米生産者物価指数（ＰＰＩ）は前年比で２．２％上昇したが、損害保険や入院患者向けサービスなどの特定の料金は依然として前年比で４－５％上昇しており、弁護士費用などは８％近く上昇している。

　これらのサービスは、パンデミック後のインフレ上昇に伴い料金調整に時間がかかり、他の業界の価格が下落傾向にあるにもかかわらず、依然として高い水準を維持している。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美


株探ニュース