市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=前日比1864円安、一時3万6100円台まで急落

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 2日前引けの日経平均株価は前日比1864円48銭安の3万6261円85銭。前場のプライム市場の売買高概算は15億4072万株、売買代金は約3兆3062億円。値上がり銘柄数は28、値下がり銘柄数は1611、変わらずは6銘柄だった。

 日経平均株価は大幅下落。一時下げ幅は2000円を超え、3万6100円台まで下落する場面があった。前日の米株式市場は米7月ISM製造業景況指数が予想を下回り、景気後退懸念が膨らんだことを受け、NYダウは494ドル安と急落。特にフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7%超下落した。この流れのなか、東京株式市場も売りが膨らみ全面安商状となった。半導体関連などハイテク株が急落し、銀行や自動車株などが軒並み安に売られた。

 個別銘柄では、ディスコ<6146>や東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>が急落し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が大幅安。トヨタ自動車<7203>や三菱重工業<7011>、日立製作所<6501>が売られた。ソフトバンクグループ<9984>やソニーグループ<6758>も下落した。半面、コナミグループ<9766>が逆行高となり、日本製鉄<5401>やアステラス製薬<4503>、住友電気工業<5802>が上昇した。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均