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【経済】ISM製造業景気指数、過去8カ月で最大の落ち込み 株安・ドル売りの反応

 日本時間23時に発表になった7月のISM製造業景気指数は46.8と前回から低下し、市場予想も下回った。8カ月ぶりの低水準となっている。新規受注と生産のが低下が加速し、雇用は過去4年間で最大の落ち込みとなった。50を下回る縮小領域での推移が続いており、製造業の需要悪化を示唆している。

 この発表を受けて、為替市場はドル売りの反応を見せ、米株式市場でダウ平均は下げに転じている。米10年債は4%を割り込んでいる。

NY株式1日(NY時間10:18)(日本時間23:18)
ダウ平均   40697.57(-145.22 -0.36%)
ナスダック   17682.15(+82.75 +0.47%)
CME日経平均先物 37615(大証終比:-335 -0.89%)

米国債利回り
2年債   4.202(-0.056)
10年債  3.982(-0.048)
30年債  4.270(-0.033)
期待インフレ率  2.205(-0.025)
※期待インフレ率は10年債で算出

USD/JPY 150.26 EUR/USD 1.0807 GBP/USD 1.2819

*ISM製造業景気指数(7月)23:00
結果 46.8
予想 49.0 前回 48.5
新規受注 47.4(49.3)
生産   45.9(48.5)
雇用   43.4(49.3)
入荷遅延 52.6(49.8)
在庫   44.5(45.4)
仕入価格 52.9(52.1)
輸出   49.0(48.8)
()は前回

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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