【材料】ARアドバンストテクノロジ:3Q決算は順調、株主優待も新設
ARアドバン <日足> 「株探」多機能チャートより
ARアドバンストテクノロジ<5578>はクラウドやAI分野に軸足をおいたDXソリューション企業。「クラウドを高度活用したシステムを導入したい、データ活用基盤を強化したい、AIを活用した経営を推進したい」といった顧客からの要望に応え、デジタル化の戦略立案からシステム導入・運用サポートまで一貫サポートする。
7月12日に発表された2024年8月期の第3四半期決算(累計)は、売上高で前年同期比11.9%増の8,352百万円、売上総利益で同18.6%増の2,117百万円。高単価案件へのシフトが奏功している。一方、専門技術人材の獲得など販管費の増加により、営業利益は同27.8%減の286百万円となっているが、期初からの想定通りとなっている。人員の順調の獲得がトップラインの増加、高単価案件へのシフトへとつながっているといえる。ゆえに通期予想の変更しておらず、2024年8月通期は売上高で前期比14.4%増の11,622百万円、営業利益で同9.0%増の575百万円の予想となる。
同時に株主優待の新設も発表した。同社株式を100株以上保有している株主に対して、Amazonギフトカード1,000円相当分が贈呈される。初年度のみ2024年8月末の株主に、以降2025年から2月末の株主に株主優待が割り当てられる
《NH》
提供:フィスコ