【材料】ビザスクがS高カイ気配、通期最終損益の黒字転換予想開示を材料視(訂正)
ビザスク <日足> 「株探」多機能チャートより
ビザスク<4490>がストップ高の水準となる前営業日比300円高の1302円でカイ気配となっている。前週末12日の取引終了後、25年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。あわせて通期の業績予想に関し、未定としていた最終損益の見通しを5000万~1億円の黒字(前期は126億3500万円の赤字)に設定した。黒字転換の計画を示したことを材料視した買いが入ったようだ。
第1四半期の売上高は前年同期比18.1%増の25億2000万円、最終損益は6000万円の黒字(前年同期は1億1200万円の赤字)となった。知見プラットフォーム事業は、概ね想定通りに推移したという。第1四半期の実績などを踏まえ、通期の最終損益予想まで開示することが投資判断として有用となると判断したとしている。同社は前期に多額の減損損失を計上し、財務制限条項に抵触したことなどを踏まえ、第1四半期においてはなお、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象や状況が存在しているとの認識を示している。
誤 未定としていた最終損益の見通しを50億~100億円の黒字
正 未定としていた最終損益の見通しを5000万~1億円の黒字
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2024年07月29日 18時12分