【特集】FJネクHD Research Memo(8):リーディングカンパニーとしてのサステナビリティの推進
FJネクHD <日足> 「株探」多機能チャートより
■サステナビリティ、情報セキュリティへの取り組み
FJネクストホールディングス<8935>は業界を代表するリーディングカンパニーとして、社会的責任活動や環境対応にも積極的に取り組んでいる。具体的には、LED照明や環境配慮合板(原産国の行政府から造林の許可を得た森林から供給された持続可能な木材など)、シックハウス対策の低ホルムアルデヒド仕様の内装材、省エネ基準対応のエアコン(標準装備)、節水トイレ、EV充電サービスなどの環境配慮型設備の採用を実施している。またヒートアイランド対策の一環として、マンションの屋上緑化も進めている。
さらに環境省が推進する地球温暖化防止運動「Fun to Share」に参加し、クールビズ、ウォームビズの実施(オフィスカジュアルの導入)、オフィス照明のLED化、使用済みクリアホルダーのリサイクル、環境負荷の少ない、紙に代わる新素材「LIMEX(ライメックス)」の順次採用(名刺や会社案内等)などの社内エコ活動の推進に加え、赤城自然園(群馬県渋川市)の環境保全活動のサポートや、グリーンサイトライセンスを通じて発展途上国(アフリカやアジア地域)での植林も行っている。2022年4月には「BRING UNIFORM※」の取り組みにも参画した。
※CO2排出量削減を目的として、同社マンション管理業務に従事するスタッフが着用するユニフォームのリサイクルを推進している。
個人情報管理を含めた情報セキュリティの強化については、同社にとって最大の社会的責任として取り組んでおり、2006年11月には情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO/IEC27001」の認証を取得するとともに、PDCAサイクルを回すことによる厳正な管理体制の構築を図っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
《HN》
提供:フィスコ