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【通貨】外為サマリー:一時157円40銭台に上昇、ゴトー日に伴うドル需要を意識

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=157円22銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円00銭弱のドル高・円安となっている。

 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円37銭前後と前日に比べて1円20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された7月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数が改善したことや、米長期金利の上昇がドルの買い手掛かりとなり、一時157円40銭まで上伸した。

 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場も堅調な展開となっている。朝方には伸び悩む場面もあったが、前日に一時155円30銭台と約1カ月ぶりの水準までドル安・円高が進んだ反動からドル買い・円売りが入りやすい。また、きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすいこともあり、午前9時40分過ぎには157円41銭をつけた。なお、総務省が朝方発表した6月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数の上昇率は前年同月比2.6%だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0892ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=171円24銭前後と同45銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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