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【経済】NY金は保ち合いか サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NY金は保ち合いか』と述べています。

続けて、『週明け1日のNY金は、新規材料難の中、小幅反落。前週末比0.70ドル(0.30%)安の1オンス=2338.90ドル。2日は、米雇用関連指標の発表を受けたドル買いの動きを嫌気して売られ、続落した。前日比5.50ドル(0.24%)安の1オンス=2333.40ドル』と伝え、『5月米雇用動態調査(JOLTS)によると、非農業部門求人数は前月比22万1000件増の814万件と、市場予想の791万件を上回った』と解説しています。また、『FRBのパウエル議長は2日、ポルトガルで行われた欧州中央銀行(ECB)主催の会合で、最近のインフレ指標の動向を踏まえ「インフレ鈍化の道に戻っている」との見解を示した一方で、利下げを巡り「特定の時期を明示しない」と述べるにとどめた。3日のCME FEDWATCHによると、市場は9月と12月の年2回の利下げを織り込んでいる』と述べています。

次に、『今週は、3日に6月ADP全米雇用報告、6月米ISM米サービス業PMI、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月11~12日開催分)、5日に6月米雇用統計がそれぞれ発表される。年内の米利下げに関する手掛かりが出てくる可能性がある。4日が独立記念日で休場となるため、週末の雇用統計が発表されるまでは動きにくくなるだろう。2日のパウエルFRB議長の講演では、政策決定について、「データ次第」との姿勢を改めて示したが、雇用統計で労働需給の鈍化が示唆されれば、金の支援材料になるだろう』と言及しています。

また、『欧米の政局が不透明感を増していることも金相場をサポートしている』と述べています。

こうしたことから陳さんは、『NY金は米国市場の休場、重要経済指標の発表待ちで動きにくいだろう』と考察しています。

今週のNY金のレンジについては、『2300~2360ドル』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月3日付「NY金は保ち合いか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 山崎みほ

《CS》

 提供:フィスコ

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