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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 キユーピー、クスリアオキ、キユソ流通 (4日大引け後 発表分)

キユーピー <日足> 「株探」多機能チャートより

 7月4日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 キユーピー <2809> [東証P]  ★今期経常を12%上方修正・6期ぶり最高益、配当も4円増額
 ◆24年11月期の連結経常利益を従来予想の322億円→361億円に12.1%上方修正。増益率が57.1%増→76.2%増に拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。海外の成長持続や調味料新価格の定着、卵の販売増加と値上げ浸透などで、売上高が計画を上回ることが寄与。収益改善が想定以上に進捗することも利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の50円→54円(前期は50円)に増額修正した。

 ダイドー <3205> [東証S]  ★今期配当を95円増額修正、配当利回り10%超
 ◆25年3月期の期末一括配当を従来計画の5円→100円(前期は2円)に大幅増額修正した。株主還元の強化として、中期経営計画の期間中(27年3月期まで)は年間100円の配当実施を基本方針とすることを決定。配当利回りは10.58%に急上昇。

 クスリアオキ <3549> [東証P]  ★今期経常は27%増で3期連続最高益、実質増配へ
 ◆24年5月期の連結経常利益は前の期比5.1%増の201億円になり、従来予想の184億円を上回って着地。続く25年5月期も前期比27.4%増の256億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はドラッグストア70店舗の新規出店を計画するほか、既存店では品揃えの見直しや生鮮食品導入の改装などを引き続き進める方針。
  併せて、今期の年間配当は14円とし、前期の株式分割を考慮した実質配当は29.3%増配とする方針とした。

 キユソ流通 <9369> [東証S]  ★今期経常を22%上方修正
 ◆24年11月期の連結経常利益を従来予想の37億円→45億円に21.6%上方修正。増益率が6.6%増→29.7%増に拡大する見通しとなった。前年の鶏卵供給不足に対する回復の動きに加え、適正料金施策や関連事業の海外における新規・既存取引の拡大などが寄与する。下期に期初想定を上回るコストアップを見込むものの、前年上期の電気代高騰に対する政府の緩和措置などもあって、利益も上振れする。

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