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【市況】米国株見通し:底堅い値動きか、国内経済指標にらみ

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時20分現在)

S&P500先物      5,536.00(+14.50)
ナスダック100先物  19,994.25(+67.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は45ドル高。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ


6月28日の主要3指数は反落。終盤は売りに押されナスダックとS&Pは4日ぶりに反落、ダウは45ドル安の39118ドルと3日ぶりに下げた。この日発表されたPCE価格指数は予想通り伸びの鈍化を示し、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待が再燃。長期金利の低下を背景に主力ハイテクが買われ、相場をけん引した。ただ、ナイキなど消費関連が弱含み、週末に向け利益確定や持ち高調整の売りが指数を押し下げた。


本日は底堅い値動きか。国内のインフレ圧力が弱まったことを受け、早期利下げサイクル入りへの期待感から買いが入りやすい。金利安に振れればハイテクに買いが強まり、相場を押し上げる見通し。今晩のISM製造業景況感指数は前回から改善が予想されるものの、景気の好不況の境目である50を下回ると予想され、売り材料にはなりにくい。一方、フランス議会選の第1回投票はほぼ想定通りとなり、警戒の売りは後退しそうだ。

《TY》

 提供:フィスコ

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