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【市況】東証グロース市場250指数先物概況: 終値ベースでの75日線超えは約3カ月ぶり

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

6月27日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比14pt高の659pt。なお、高値は660pt、安値は642pt、日中取引高は8271枚。前日26日の米国市場のダウ平均は反発。前日FRBの高官が相次いで利下げを急がない姿勢を示したことで利下げ期待が後退した。FRBが重視するPCE価格指数の発表を週末に控え慎重ムードが広がる中、人工知能(AI)をめぐる期待を背景にハイテク株が底堅く推移し、相場を支えた。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt安の643ptからスタートした。前日の上昇に対する反動で伸び悩む日経平均を横目に、新興市場は終日買い優勢の展開。米マイクロン・テクノロジーが時間外取引で下落しているものの、その影響は限定的で、直近IPO人気の継続やバイオ株への物色の広がりにより、指数は上げ幅を拡大した。4月1日以来、約3カ月ぶりに終値ベースで75日移動平均線を上回り、本日の高値圏となる659ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、インテグラル<5842>やサンバイオ<4592>などが上昇した。
《TY》

 提供:フィスコ

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