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【通貨】NY為替:米CPI改善で年内の利下げ観測強まる

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円35銭から155円72銭まで下落後、156円70銭まで戻し、156円72銭で引けた。米5月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想を下回ったため連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げ観測が強まり、長期金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利を据え置き、スタッフ予測で平均年1回の利下げと、前回の3回から修正されたためドルの買戻しが強まった。

ユーロ・ドルは1.0760ドルから1.0852ドルまで上昇し、1.0810ドルで引けた。フランスのマクロン大統領が辞任を否定、政局リスク懸念が緩和しユーロの買戻しが優勢となった。ユーロ・円は、168円74銭へ下落後、169円59銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2760ドルから1.2860ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8956フランから0.8893フランまで下落したのち、戻した。

《MK》

 提供:フィスコ

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