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【市況】日経平均は275円安、寄り後はもみ合い

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は275円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が反落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は内外でイベントが目白押しとなる中、今晩、米国で5月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、また、日本時間明日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数、S&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などが上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が昨日段階で39000円強に位置する75日移動平均線を下回らずに推移したことから、相場の下値は堅いとの指摘もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。

《SK》

 提供:フィスコ

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