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【特集】ネオマーケ Research Memo(4):東証プライム・スタンダード・グロース合計を上回る安全性を確保

ネオマーケ <日足> 「株探」多機能チャートより

■ネオマーケティング<4196>の業績動向

2. 財務状況と経営指標
2024年9月期第2四半期末の資産合計は1,628百万円となり、前期末比252百万円増加した。これは主に、現金及び預金の増加、受取手形及び売掛金の増加によって、流動資産が同275百万円増加したことによる。固定資産は、同23百万円減少であった。一方、負債合計は880百万円となり、前期末比156百万円増加した。これは主に、短期借入金等(1年内返済予定の長期借入金を含む)の増加などから、流動負債が同29百万円増加したことに加え、長期借入金の増加に伴い固定負債が同126百万円増加したことによる。この結果、長短借入金合計は469百万円で、同139百万円増加した。純資産合計は748百万円となり、同95百万円増加した。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益86百万円の計上による利益剰余金の増加があったことによる。

以上の結果、自己資本比率は46.0%(前期末比1.4ポイント低下)で、2023年3月期東証プライム・スタンダード・グロース合計の32.2%を上回る高い安全性を達成している。また、2023年9月期には、ROAは22.9%、ROEも33.8%で、2023年3月期東証プライム・スタンダード・グロース合計の4.2%、9.1%を上回る高い収益性を確保している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

《SI》

 提供:フィスコ

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