市場ニュース

戻る
 

【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:米株高受けて投資家心理改善か

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は堅調な展開が予想される。週明け10日の米国市場のダウ平均は69.05ドル高(+0.18%)と反発。ソフトランディング期待が下値を支え、アップルのイベントでの新人工知能(AI)機能発表を期待したハイテク株の買いが相場を押し上げた。今週予定されている消費者物価指数(CPI)の発表や連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見気配が強まったが、プラス圏を維持。主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は堅調な値動きとなりそうだ。米長期金利は小幅に上昇したが、S&P500とナスダックが最高値を更新したことは、国内の個人投資家心理にポジティブに働こう。ただ、米国でFOMCの結果発表を控えるなか、13-14日には日銀金融政策決定会合も開催されるため、様子見姿勢から東証グロース市場250指数先物を買い進む動きは限定的となる可能性もある。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt安の621ptで終えている。上値のメドは630pt、下値のメドは610ptとする。

《TY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均