【材料】カンロ---マテリアルリサイクルのスタートアップ企業「REMARE」と 協業スタート
カンロ <日足> 「株探」多機能チャートより
カンロ<2216>は4日、海洋プラスチックや施設・企業から出るプラスチックゴミをマテリアルリサイクルするREMAREと、廃棄プラスチックのアップサイクルに向けた協業開始を発表した。
REMAREは独自技術により海洋プラスチックゴミをマテリアルリサイクルするスタートアップ企業で、近年ではあらゆる樹脂素材を循環する取り組みを行い、内装材など各種プロダクトへ変換する再資源化を行っている。
カンロの製造工程における廃棄包材は2023年実績で年間約 94トンに及ぶ。同社は長期ビジョン「KanroVision2030」達成に向けてサステナブル経営を推し進める中で、廃棄物の削減にも取り組んでいる。商品パッケージに多く使われている複合フイルムや印刷されたフイルムは通常アップサイクルが困難とされていたが、REMAREの技術により同社がこれまで廃棄していた包材のアップサイクルも可能になる。
同社はREMAREとの協業により、資源循環型社会実現に貢献を目指す。
《SO》
提供:フィスコ