【材料】Will Smart:モビリティ業界の課題をDXで解決
ウィルスマ <日足> 「株探」多機能チャートより
Will Smart<175A>はモビリティ業界を中心とした事業課題解決に対してDX技術を駆使したソリューションの企画・提案、ソフトウェアの受託開発及び運用支援を手掛ける。2012年にゼンリン<9474>の子会社である(株)ゼンリンデータコムの社内ベンチャーとして設立。モビリティ業界向けに、カーシェアやEV充電器の予約システム、バスの予約システム、バスの運行・空席情報などを表示するデジタルサイネージなどを提供する。
同社の特徴としては次のことがあげられる。社内にモビリティ業界出身者がいることで、モビリティ業界の顧客が利用しやすいシステムの開発が期待される。また大株主にJR九州、ENEOSなどが見られ、これら事業者からの継続的な案件の発注、またその信頼感から他のモビリティ企業からの発注も期待される。
日本国内でも4月から一部で「ライドシェア」が解禁され、また訪日客数については今後も高い成長が期待されることから、これらも同社にとって追い風となることが期待される。25年3月期業績については売上高は前年同期比15.2%増の1,250百万円、営業利益は同233%増の120百万円を計画している。
《NH》
提供:フィスコ