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【材料】3M、減配でもいまや良好な投資先との指摘=米国株個別

(NY時間10:47)(日本時間23:47)
3M<MMM> 100.61(+1.68 +1.70%)

 バロンズ誌は、3M<MMM>はいまや良好な投資先と指摘した。自然界で分解されない、いわゆる「永遠の化学物資」による飲料水汚染を巡る訴訟や、米軍に供給された耳栓の欠陥の可能性など、同社は長年逆風にさらされてきた。株価もこの5年間で34%下落している。

 同社はヘルスケア事業を分離し、新CEOを迎え、そして訴訟も和解を発表した。バランスシート見直しに伴い、年間配当はスピンオフ前の6.01ドルから約3ドルに減配になると見られている。

 だが、同社のバリュエーションは潜在的なリワードをほとんど反映していないと同誌は指摘。2025年の1株利益予想8ドルに基づく株価収益率(PER)は12倍で、インダストリアル・セレクト・セクターSPDR上場投資信託(ETF)の21倍を大きく下回っているという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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