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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:売れるネット広告、colyがストップ高

売れるネット <日足> 「株探」多機能チャートより

<9235> 売れるネット広告 3150 +500
ストップ高。広告代理・運用代行のアクセスブライト(東京都中央区)が行う中国市場をターゲットとした「中国越境EC」に関する事業の譲受に向け、基本合意書を締結したと発表している。譲受価額は非開示。同社は多面的なマーケティング支援で中国進出をサポートしてきた実績があるという。今回の事業譲受により、新たに中国での越境EC分野への進出による海外販路の開拓に加え、モール事業のノウハウ拡充が可能になるとしている。

<4175> coly 1351 +300
ストップ高を付け、年初来高値を更新している。アニメ番組「魔法使いの約束」のTV放送が25年1月に決定したと発表している。同番組は、colyが19年から配信しているスマートフォン向け育成ゲームアプリのアニメ化作品で、魔法使いと人間が共存する世界を舞台としている。9日には新作モバイルゲームの正式リリースを開示しており、取引材料が相次いでいることから投資家の買い意欲が刺激されているようだ。

<3286> トラストHD 635 +100
ストップ高。株主優待制度を新設すると発表している。6月末現在で300株以上を保有する株主を対象に、九州の特産品(8000円相当)を贈呈する。もつ鍋とつみれ鍋セット、博多明太子セット、A5ランク佐賀牛セットなどの中から、一つを選べる。また、24年6月期第3四半期累計(23年7月-24年3月)の営業利益は、駐車場事業などが好調に推移し、前年同期比14.9%増の4.22億円となった。通期予想は前期比8.9%増の6.20億円で据え置いた。

<4165> プレイド 742 +100
ストップ高。24年9月期の調整後営業損益予想を従来の0.14億円の黒字から2.75億円の黒字(前期実績4.90億円の赤字)に上方修正している。売上高が期初計画を上回って推移していることに加え、生産性向上に向けた取り組みで販管費率が低下し、収益力が向上する見込み。第2四半期累計(23年10月-24年3月)の調整後営業利益は2.18億円の黒字(前年同期実績0.43億円の赤字)、営業利益は0.90億円の黒字(同2.09億円の赤字)だった。

<6181> タメニー 110 +8
年初来高値。25年3月期の営業損益予想を前期比158.7%増の2.00億円の黒字と発表している。婚活事業及びカジュアルウェディング事業で、認知拡大に向けた広告強化、新規出店等によるエリア拡大などに尽力する。また、27年3月期の営業損益目標を9.00億円の黒字とする中期経営計画を明らかにしている。24年3月期の営業損益は0.77億円の黒字(前期実績0.39億円の赤字)で着地。販管費が想定より減少し、会社計画(0.50億円の黒字)を上回った。

<4060> rakumo 1230 +171
大幅に4日ぶり反発。24年12月期第1四半期(24年1-3月)の営業利益を前年同期比26.1%増の0.89億円と発表している。SaaSサービスでセミナー開催や業界を絞った各種営業・マーケティング施策を実施したことなどが奏功し、クライアント数やユニークユーザー数が伸びた。通期予想は非開示。なお、4月から企業向けグループウェアのrakumo製品の価格改定を開始しているが、現時点では多くのクライアントから理解を得られているという。
《ST》

 提供:フィスコ

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