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【通貨】外為サマリー:一時155円50銭近辺の円高、日銀の国債購入限で思惑も

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=155円83銭前後と前週末午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=167円88銭前後と同5銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、155円80銭前後の一進一退。午前10時10分過ぎに一時155円50銭近辺までドル安・円高が進む場面があった。日銀がこの日通知した国債買い入れオペ(公開市場操作)で購入予定額を減らしたことから、金融政策の正常化に向けた思惑が台頭し円買いが膨らんだ。ただ、ドル売り・円買いは一時的にとどまり続かなかった。今週は14日に米4月卸売物価指数(PPI)、15日に同消費者物価指数(CPI)などの発表が予定されており、手控え気分も強まりやすくなっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0772ドル前後と同0.0008ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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