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【通貨】外為サマリー:154円60銭前後の膠着状態、方向感に欠ける展開続く

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=154円61銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=164円06銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は方向感に欠ける展開が続き、朝方から午後にかけて154円60銭前後での膠着状態となった。時間外の米10年債利回りは4.6%前後と高止まり状態にある。前日、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、インフレ率が2%に戻る確信を得るには予想以上に時間がかかりそう、と発言するなど米利下げ期待は後退している。ただ、155円近辺では政府・日銀による為替介入への警戒感が強く、ドルの上値も重い状況となっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0611ドル前後と同0.0006ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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