市場ニュース

戻る
 

【材料】TOPPANが続伸、NICTとの量子暗号活用の実証で有用性を確認

TOPPAN <日足> 「株探」多機能チャートより
 TOPPANホールディングス<7911>が続伸している。4日、グループ会社のTOPPANデジタルと情報通信研究機構(NICT)が、量子鍵配送(QKD)装置を活用し、高秘匿情報の送受信と保管に関する実証を行い、有用性を確認したと発表。中期的な収益貢献を期待した買いが株価を押し上げたようだ。TOPPANグループの自治体向けBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業の一つである給付金申請受付業務など、氏名や住所を含む住民情報を扱う業務を想定し実証を行った。量子暗号通信や秘密分散システムの有用性を確認したことを受け、今後は実証で得られた知見をもとに社会実装を目指し、行政でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進などにつなげる。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均