市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=前日比55円安、朝安後は下げ渋る展開に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 15日前引けの日経平均株価は前日比55円84銭安の3万8751円54銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億8965万株、売買代金概算は2兆1538億円。値上がり銘柄数は1067、値下がり銘柄数は525、変わらずは64銘柄だった。

 日経平均株価は朝安後、下げ渋る展開。前日の米株式市場は、NYダウは137ドル安と4日ぶりに反落。米2月卸売物価指数(PPI)が予想を上回り米利下げ期待が後退した。これを受け、日経平均株価は前日に比べ259円安でスタートした。半導体関連株などが下落し一時280円を超す下落となった。ただ、売り一巡後は下値に買いが入り下げ幅は縮小した。銀行や商社株、石油株などが買われた。TOPIXは上昇している。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>が安く、ダイキン工業<6367>や日本郵船<9101>が値を下げた。楽天グループ<4755>や資生堂<4911>も軟調だった。半面、三菱商事<8058>が高く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>が値を上げ、INPEX<1605>や東京電力ホールディングス<9501>が買われた。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均