【市況】ダウ平均は続伸 パウエル証言に好意的な受け止め続く 明日の米雇用統計待ち=米国株序盤
NY株式7日(NY時間11:17)(日本時間01:17)
ダウ平均 38788.13(+127.08 +0.33%)
ナスダック 16216.80(+185.26 +1.16%)
CME日経平均先物 39585(大証終比:+225 +0.57%)
きょうの米株式市場でダウ平均は続伸。前日のパウエルFRB議長の下院での議会証言を経ても、市場にはネガティブな雰囲気が広がっておらず、好意的に受け止めているようだ。本日も議長は上院で証言を行っているが、「利下げが遅くなり過ぎるリスクを十分に認識している。経済が予想通りに進展すれば、今年中に利下げを開始できる」と年内利下げの可能性に言及している。
一部からは「市場は、パウエル議長が年内の利下げに前向きであるという現実を受け止めた。問題は、いつ、どれくらいの頻度で、何回利下げを行うかだ」といった声も出ている。
一方、全体的には明日の米雇用統計の結果を待ちたい雰囲気も強い。前日はADP雇用統計や米求人件数が発表になっていたが、伴に雇用の落ち着きを示していた。前回は驚きの強さとなっていた米雇用統計だが、今回は落ち着きを示すか注目される。
なお、前日に乱高下したNYCB<NYCB>は落ち着いた値動きをしている。本日はフィッチ・レーティングスが同銀の格付けを「BB+」で維持すると伝わった。増資計画を踏まえた措置だという。「BB+」は投資適格級を1段階下回る水準。
女性用アパレルのビクトリアズ・シークレット<VSCO>が決算を受け大幅安。通期の営業利益の見通しが予想を大きく下回り、失望感が広がっている模様。
ホームセキュリティのADT<ADT>が下落。大株主のアポロ・グローバルの関連会社が、株式売却で最大3億7100万ドルの資金調達を目指していると伝わった。
掘削ツールの製造を手掛けるスペリオル・ドリリング・プロダクツ<SDPI>が大幅高。同業のドリリング・ツールズ<DTI>が同社を買収することで合意した。
ス―パーマーケットのクローガー<KR>が決算を受け上昇。2025年度通期の1株利益の見通しが予想を上回った。2024年も暦年で増収の見通しを示した。四半期配当は維持されたが、いずれ増配の意向を示している。
ネットワークソリューションを手掛けるインフィネラ<INFN>が決算を受け大幅安。第1四半期の見通しを嫌気。予想を下回る売上高見通しを示したほか、1株損益が予想外の赤字見通しを示した。
金融機関向けにデジタルバンキングの設計開発を手掛けるワンスパン<OSPN>が決算を受け大幅高。通期の売上高見通しが予想を上回った。
パーソナルケア用品のオネスト<HNST>が決算を受け大幅高。1株利益が予想外の黒字だったほか、売上高も予想を上回った。粗利益率も予想を上回っている。
ソフトウエア開発のイェクスト<YEXT>が決算を受け上昇。通期のガイダンスで1株利益の見通しが予想を上回った。
NYCB<NYCB> 3.63(+0.17 +4.77%)
ビクトリアズ・シークレット<VSCO> 17.90(-7.73 -30.15%)
クローガー<KR> 54.77(+4.28 +8.48%)
ワンスパン<OSPN> 11.89(+2.31 +24.11%)
インフィネラ<INFN> 4.85(-0.67 -12.07%)
ADT<ADT> 6.75(-0.72 -9.64%)
オネスト<HNST> 3.80(+0.65 +20.63%)
イエクスト<YEXT> 6.33(+0.37 +6.19%)
スペリオル・ドリリング<SDPI> 0.86(+0.16 +22.02%)
ドリリング・ツールズ<DTI> 3.00(-0.06 -1.96%)
アップル<AAPL> 168.80(-0.32 -0.19%)
マイクロソフト<MSFT> 407.12(+5.03 +1.25%)
アマゾン<AMZN> 175.79(+2.28 +1.32%)
アルファベットC<GOOG> 134.45(+1.89 +1.42%)
テスラ<TSLA> 178.37(+1.83 +1.03%)
メタ<META> 509.18(+13.09 +2.64%)
AMD<AMD> 211.29(+0.66 +0.31%)
エヌビディア<NVDA> 916.42(+29.42 +3.32%)
イーライリリー<LLY> 782.59(+2.82 +0.36%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 38788.13(+127.08 +0.33%)
ナスダック 16216.80(+185.26 +1.16%)
CME日経平均先物 39585(大証終比:+225 +0.57%)
きょうの米株式市場でダウ平均は続伸。前日のパウエルFRB議長の下院での議会証言を経ても、市場にはネガティブな雰囲気が広がっておらず、好意的に受け止めているようだ。本日も議長は上院で証言を行っているが、「利下げが遅くなり過ぎるリスクを十分に認識している。経済が予想通りに進展すれば、今年中に利下げを開始できる」と年内利下げの可能性に言及している。
一部からは「市場は、パウエル議長が年内の利下げに前向きであるという現実を受け止めた。問題は、いつ、どれくらいの頻度で、何回利下げを行うかだ」といった声も出ている。
一方、全体的には明日の米雇用統計の結果を待ちたい雰囲気も強い。前日はADP雇用統計や米求人件数が発表になっていたが、伴に雇用の落ち着きを示していた。前回は驚きの強さとなっていた米雇用統計だが、今回は落ち着きを示すか注目される。
なお、前日に乱高下したNYCB<NYCB>は落ち着いた値動きをしている。本日はフィッチ・レーティングスが同銀の格付けを「BB+」で維持すると伝わった。増資計画を踏まえた措置だという。「BB+」は投資適格級を1段階下回る水準。
女性用アパレルのビクトリアズ・シークレット<VSCO>が決算を受け大幅安。通期の営業利益の見通しが予想を大きく下回り、失望感が広がっている模様。
ホームセキュリティのADT<ADT>が下落。大株主のアポロ・グローバルの関連会社が、株式売却で最大3億7100万ドルの資金調達を目指していると伝わった。
掘削ツールの製造を手掛けるスペリオル・ドリリング・プロダクツ<SDPI>が大幅高。同業のドリリング・ツールズ<DTI>が同社を買収することで合意した。
ス―パーマーケットのクローガー<KR>が決算を受け上昇。2025年度通期の1株利益の見通しが予想を上回った。2024年も暦年で増収の見通しを示した。四半期配当は維持されたが、いずれ増配の意向を示している。
ネットワークソリューションを手掛けるインフィネラ<INFN>が決算を受け大幅安。第1四半期の見通しを嫌気。予想を下回る売上高見通しを示したほか、1株損益が予想外の赤字見通しを示した。
金融機関向けにデジタルバンキングの設計開発を手掛けるワンスパン<OSPN>が決算を受け大幅高。通期の売上高見通しが予想を上回った。
パーソナルケア用品のオネスト<HNST>が決算を受け大幅高。1株利益が予想外の黒字だったほか、売上高も予想を上回った。粗利益率も予想を上回っている。
ソフトウエア開発のイェクスト<YEXT>が決算を受け上昇。通期のガイダンスで1株利益の見通しが予想を上回った。
NYCB<NYCB> 3.63(+0.17 +4.77%)
ビクトリアズ・シークレット<VSCO> 17.90(-7.73 -30.15%)
クローガー<KR> 54.77(+4.28 +8.48%)
ワンスパン<OSPN> 11.89(+2.31 +24.11%)
インフィネラ<INFN> 4.85(-0.67 -12.07%)
ADT<ADT> 6.75(-0.72 -9.64%)
オネスト<HNST> 3.80(+0.65 +20.63%)
イエクスト<YEXT> 6.33(+0.37 +6.19%)
スペリオル・ドリリング<SDPI> 0.86(+0.16 +22.02%)
ドリリング・ツールズ<DTI> 3.00(-0.06 -1.96%)
アップル<AAPL> 168.80(-0.32 -0.19%)
マイクロソフト<MSFT> 407.12(+5.03 +1.25%)
アマゾン<AMZN> 175.79(+2.28 +1.32%)
アルファベットC<GOOG> 134.45(+1.89 +1.42%)
テスラ<TSLA> 178.37(+1.83 +1.03%)
メタ<META> 509.18(+13.09 +2.64%)
AMD<AMD> 211.29(+0.66 +0.31%)
エヌビディア<NVDA> 916.42(+29.42 +3.32%)
イーライリリー<LLY> 782.59(+2.82 +0.36%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美