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【市況】株価指数先物【昼】 エヌビディア決算待ちで狭いレンジでの推移


 日経225先物は11時30分時点、前日比310円安の3万8200円(-0.80%)前後で推移。寄り付きは3万8190円と、シカゴ日経平均先物(3月限)清算値(3万8295円)を下回り、売りが先行して始まった。現物の寄り付き直後に付けた3万8130円を安値に買い戻され、中盤には3万8340円まで下落幅を縮める場面も見られた。ただし、積極的なロングの動きが限られるなか、終盤にかけては再び軟調となり、3万8200円を下回っての推移となった。

 日経225先物はオプション権利行使価格の3万8250円を中心とした、上下の権利行使価格3万8125円から3万8375円との狭いレンジでの推移となった。エヌビディア<NVDA>の決算を控えるなか、ポジションを傾けてくる動きは限られているようだ。そのため、寄り付き後はややショートを仕掛けてくる動きもあったとみられるが、下へのバイアスは強まらなかった。後場も狭いレンジでの推移が続くとみられるが、短期的なトレードのため、ショートを仕掛けてくる動きに対しては、その後のショートカバー狙いに向かわせそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.57倍と若干低下した。ただし、朝方に14.52倍まで下がり、ボリンジャーバンドの+1σ(14.52倍)にタッチした後は、14.59倍まで切り返す動きも見られている。リバランス一巡から、改めてNTロングを組成する動きが意識される。

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