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【市況】日経平均VIは上昇、年初来の株高の反動安を警戒

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+0.33(上昇率1.71%)の19.66と上昇している。なお、今日ここまでの高値は19.75、安値は18.13。

今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物は年初来、昨日まで2800円上昇しており、高値警戒感が継続した。一方、日経225先物は昨日までの3日続落で390円下落しており、年初来の上昇相場の反動安に入るとの警戒感もあり、日経225先物が取引開始後も軟調な動きとなると、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが次第に広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移する時間が長くなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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