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【市況】東京株式(前引け)=続落、前引けにかけて押し目買いで下げ渋る

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 25日前引けの日経平均株価は前営業日比64円47銭安の3万6162円01銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は7億3511万株、売買代金概算は2兆2720億円。値上がり銘柄数は1154、対して値下がり銘柄数は464、変わらずは40銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は引き続き利益確定売りが優勢の地合いとなった。前日の米国株市場で主要株価指数が高安まちまちの展開となり、NYダウは終盤値を消しマイナス圏に沈んだ。米長期金利の上昇が嫌気されており、東京市場でも目先高値警戒感からの売りを誘発している。日経平均は先物主導で下げ幅を広げる場面もあったが、その後前引けにかけて押し目買いが入り下げ渋る格好となっている。個別に半導体関連が強い動きで全体相場を支えた。値上がり銘柄数が値下がりを大きく上回っている。

 個別ではディスコ<6146>が軟調、ニデック<6594>は急落。三井住友フィナンシャルグループ<8316>も売りに押された。リクルートホールディングス<6098>も安い。ネクソン<3659>も大幅安。半面、売買代金断トツのレーザーテック<6920>が大幅高に買われたほか、川崎汽船<9107>など海運株への買いが目立つ。SCREENホールディングス<7735>も堅調。広済堂ホールディングス<7868>、TOWA<6315>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>などが大幅高となった。

出所:MINKABU PRESS

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