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【市況】株価指数先物【昼】 ボリンジャー+1σ水準までの下落で過熱感は後退


 日経225先物は11時30分時点、前日比110円安の3万6150円(-0.30%)前後で推移。寄り付きは3万6180円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万6245円)を下回る格好から、売り優勢で始まった。売り一巡後は3万6240円まで下落幅を縮めたもののプラス圏は回復できず、戻りの鈍さから終盤にかけてショートの流れが強まり、一時3万5880円と節目の3万6000円を割り込む場面も見られた。

 日経225先物は、ボリンジャーバンドの+1σ水準まで下げたことから、過熱感は後退しており、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。米ハイテク株が買われた流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買い先行で始まったが、東京エレクトロン <8035> [東証P]は上げ幅を縮めたほか、アドバンテスト <6857> [東証P]は下落に転じた。決算反応が注目されたニデック <6594> [東証P]は売り気配から始まり、ディスコ <6146> [東証P]は買い気配から始まったものの、下落に転じており、方向感をつかみづらくさせている。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.29倍に低下した。+1σが位置する14.30倍を下回ってきており、25日移動平均線が推移する14.20倍辺りまでの低下を試す可能性が出てきた。

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