【材料】ロッキードが決算 通期1株利益が予想下回る=米国株個別
(NY時間10:35)(日本時間00:35)
ロッキード<LMT> 455.59(-3.17 -0.69%)
ロッキード・マーチン<LMT>が取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。通期のガイダンスを公表し、売上高見通しは予想を上回ったものの、1株利益が予想を下回っていたことが嫌気されている模様。フリーキャッシュフロー(FCF)の見通しも予想を下回った。
同社は声明で「24年以降を見据えても、米政府とその同盟国のグローバルな安全保障を支援するわれわれの機会は、伝統的な技術と画期的な技術によって引き続き堅調に推移している。その結果、24年も売上高の成長が続き、1株当たりFCFの1桁台半ばの成長目標を支える、持続的なキャッシュ・フローの転換と展開が見込まれる」と述べた。
また、「23年の営業キャッシュフローとFCFが22年に比べて増加したのは、主に生産と請求サイクルのタイミングが、戦闘機事業におけるF-35プログラムや、RMS事業におけるIWSSプログラムを中心とする契約資産に影響を与えたためで、全社的な売掛金の現金支払いのタイミングによって一部相殺された」としている。
株価は軟調に推移。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):7.90ドル(予想:7.29ドル)
・売上高:188.7億ドル(予想:179.4億ドル)
ミサイル・火器管制:31.7億ドル(予想:33.0億ドル)
航空・戦闘機:76.1億ドル(予想:71.0億ドル)
ロータリーおよびミッション:47.1億ドル(予想:44.7億ドル)
宇宙:33.8億ドル(予想:31.0億ドル)
・受注残:1605億ドル
・FCF:16.6億ドル(予想:17.4億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):25.65~26.35ドル(予想:26.74ドル)
・売上高:685~700億ドル(予想:686.6億ドル)
・FCF:60~63億ドル(予想:63.2億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ロッキード<LMT> 455.59(-3.17 -0.69%)
ロッキード・マーチン<LMT>が取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。通期のガイダンスを公表し、売上高見通しは予想を上回ったものの、1株利益が予想を下回っていたことが嫌気されている模様。フリーキャッシュフロー(FCF)の見通しも予想を下回った。
同社は声明で「24年以降を見据えても、米政府とその同盟国のグローバルな安全保障を支援するわれわれの機会は、伝統的な技術と画期的な技術によって引き続き堅調に推移している。その結果、24年も売上高の成長が続き、1株当たりFCFの1桁台半ばの成長目標を支える、持続的なキャッシュ・フローの転換と展開が見込まれる」と述べた。
また、「23年の営業キャッシュフローとFCFが22年に比べて増加したのは、主に生産と請求サイクルのタイミングが、戦闘機事業におけるF-35プログラムや、RMS事業におけるIWSSプログラムを中心とする契約資産に影響を与えたためで、全社的な売掛金の現金支払いのタイミングによって一部相殺された」としている。
株価は軟調に推移。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):7.90ドル(予想:7.29ドル)
・売上高:188.7億ドル(予想:179.4億ドル)
ミサイル・火器管制:31.7億ドル(予想:33.0億ドル)
航空・戦闘機:76.1億ドル(予想:71.0億ドル)
ロータリーおよびミッション:47.1億ドル(予想:44.7億ドル)
宇宙:33.8億ドル(予想:31.0億ドル)
・受注残:1605億ドル
・FCF:16.6億ドル(予想:17.4億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):25.65~26.35ドル(予想:26.74ドル)
・売上高:685~700億ドル(予想:686.6億ドル)
・FCF:60~63億ドル(予想:63.2億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美