【材料】P&Gが決算受け上昇 1株利益が予想上回る 販売量は7四半期連続で減少=米国株個別
(NY時間10:11)(日本時間00:11)
P&G<PG> 155.15(+7.29 +4.93%)
P&G<PG>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回ったことが好感されている。物価高の中で消費者の買い控えが続いた。ベビー用品や健康用品、美容用品の購入量が前年を下回ったため、既存事業商品の販売量が7四半期連続で減少し、既存事業売上高も予想を下回っていた。
中古車や衣料品などの主力商品の価格上昇が米消費の重荷となっている一方、中国の景気回復が予想以上に遅れていることが同社の売上拡大に響いた。
シュルテンCFOはインタビューで「この四半期に見られたのは、中国での数量が非常に低調だったということ。ただ、下期には数量加速を予想しており、われわれは前進している」と述べた。
また、「最大の市場である米国と中国で少子化が進む中で、買い物客により高価なブランド製品を買ってもらおうと努力している。パンパースの紙おむつ「スワドラーズ」のような製品に力を入れおり、買い物客はより良い製品を求めるようになるだろう」とも述べた。
(10-12月・第2四半期)
・1株利益:1.84ドル(予想:1.70ドル)
・売上高:214.4億ドル(予想:215.7億ドル)
・既存事業売上高:4.0%増(予想:4.6%増)
ビューティー:+1.0%(予想:+3.8%)
グルーミング:+9.0%(予想:+7.5%)
ヘルスケア:+2.0%(予想:+5.1%)
ファブリック&ホームケア:+6.0%(予想:+5.8)
ベビー・女性・ファミリーケア:+3.0%(予想:+4.2%)
・粗利益率:52.7%(予想:50.3%)
・既存事業販売数量:-1.0%(予想:+1.1%)
・FCF(調整後):42.8億ドル(予想:39.1億ドル)
(通期見通し)
・1株利益:6.37~6.43ドルを維持(予想:6.41ドル)
・既存事業売上高:4~5%増(予想:4.9%増)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
P&G<PG> 155.15(+7.29 +4.93%)
P&G<PG>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回ったことが好感されている。物価高の中で消費者の買い控えが続いた。ベビー用品や健康用品、美容用品の購入量が前年を下回ったため、既存事業商品の販売量が7四半期連続で減少し、既存事業売上高も予想を下回っていた。
中古車や衣料品などの主力商品の価格上昇が米消費の重荷となっている一方、中国の景気回復が予想以上に遅れていることが同社の売上拡大に響いた。
シュルテンCFOはインタビューで「この四半期に見られたのは、中国での数量が非常に低調だったということ。ただ、下期には数量加速を予想しており、われわれは前進している」と述べた。
また、「最大の市場である米国と中国で少子化が進む中で、買い物客により高価なブランド製品を買ってもらおうと努力している。パンパースの紙おむつ「スワドラーズ」のような製品に力を入れおり、買い物客はより良い製品を求めるようになるだろう」とも述べた。
(10-12月・第2四半期)
・1株利益:1.84ドル(予想:1.70ドル)
・売上高:214.4億ドル(予想:215.7億ドル)
・既存事業売上高:4.0%増(予想:4.6%増)
ビューティー:+1.0%(予想:+3.8%)
グルーミング:+9.0%(予想:+7.5%)
ヘルスケア:+2.0%(予想:+5.1%)
ファブリック&ホームケア:+6.0%(予想:+5.8)
ベビー・女性・ファミリーケア:+3.0%(予想:+4.2%)
・粗利益率:52.7%(予想:50.3%)
・既存事業販売数量:-1.0%(予想:+1.1%)
・FCF(調整後):42.8億ドル(予想:39.1億ドル)
(通期見通し)
・1株利益:6.37~6.43ドルを維持(予想:6.41ドル)
・既存事業売上高:4~5%増(予想:4.9%増)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美