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【市況】ダウ平均、S&P500は終値ベースの史上最高値更新=米国株概況

ダウ平均、S&P500は終値ベースの史上最高値更新=米国株概況

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。終値はダウ工業株30種平均が395.19ドル高の3万7863.80ドル、ナスダック総合指数が255.32高の1万5310.97、S&P500が58.87高の4839.81。ダウ平均、S&P500は終値ベースの史上最高値更新。

 ダウ平均は寄り付きから100ドル超の上昇。その後少し売りが入り、前日比マイナス圏をいったん付けたがすぐに回復。その後は株高の動きとなり一時37933.73ドルと前日比460ドル超の上昇となった。

 ダウ採用銘柄では、第4四半期一株当たり利益がアナリスト予想を上回ったことで時間外から買いが入っていたトラベラーズがNY市場に入っても堅調さを維持し、6.72%高で引けている。序盤から好調のマクドナルド、セールスフォースなども堅調地合いを維持した。また、朝は売りが出ていたゴールドマンサックスが反発し、1.4%高で引けるなど、全般に堅調地合い。ユナイテッドヘルスが2.48%の下げと軟調。

 30銘柄中25銘柄が上昇、下げ銘柄もユナイテッドヘルスを除くと下落率1%未満と全般にしっかり。ハイテク関連が強く、上記以外ではIBM、インテルの買いが目立ち、アップル、マイクロソフトも1%を超える上昇。

 ハイテクの強さからGAFA関連も総じて堅調。とくに金融会社れーもんどジェームズが目標株価を引き上げた半導体大手AMDは7.1%の上昇で同社の最高値を更新している。エヌビディアが4%強の上昇、アルファベット(グーグル)が2%の上昇など総じてしっかり。

 ジェフリーズの投資判断引き下げを受けて序盤に大きく売られたレンタカー大手ハーツ・グローバルは安値からかなり戻すも4.1%安。

 STIFELの投資判断引き上げを受けて序盤から上昇したシルクロードメディカルは、午後まで堅調地合いを維持した。

 半導体関連の強さを受けてテキサスインスツルメンツが4%超の上昇をみせた。

 欧州委員会の反トラスト監視機関がアマゾンによる買収阻止方針と米紙が昨日報じたロボット掃除機ルンバ製造のアイロボットは序盤の30%を超える下げから少し下げ幅を縮めたが27%弱の下げと軟調。

ハーツ・グローバル・ホールディングス<HTZ> 8.62(-0.37 -4.12%)
Silk Road Medical Inc<SILK> 14.85(+1.67 +12.67%)
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 173.65(+6.74 +4.04%)
アイロボット<IRBT> 17.26(-6.36 -26.93%)
アマゾン<AMZN> 155.34(+1.84 +1.20%)
アルファベットC<GOOG> 147.97(+2.98 +2.06%)
メタ・プラットフォームズ<META> 383.45(+7.32 +1.95%)
AMD<AMD> 174.23(+11.56 +7.11%)
エヌビディア<NVDA> 594.91(+23.84 +4.17%)
ユナイテッドヘルス<UNH> 503.56(-12.78 -2.48%)
マクドナルド<MCD> 300.53(+6.17 +2.10%) 
マイクロソフト<MSFT>  398.67(+4.80 +1.22%)
トラベラーズ<TRV>  211.67(+13.32 +6.72%)
セールスフォース<CRM>  280.88(+6.42 +2.34%)
ゴールドマン<GS>  382.20(+5.29 +1.40%)
インテル<INTC> 48.15(+1.41 +3.02%)
アップル<AAPL>  191.56(+2.93 +1.55%)
IBM<IBM> 171.48(+4.64 +2.78%)

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