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【業界】【楽天証券】“日本初” 米エヌビディアのツールを用いた「投資相談AIアバター」開発 正式提供へ

 楽天証券は1月11日、米エヌビディア<NVDA>のアバターサービス開発ツール「NVIDIA ACE」を採用したアバターと会話ができる日本初(エヌビディア調べ)のサービス「投資相談AIアバター」を、デロイト トーマツ コンサルティングの支援を受けて開発したと発表した。今後、顧客への正式提供を目指す。

 「投資相談AIアバター」は、楽天証券の生成AIチャットサービス「投資AIアシスタント(β版+プラス)」と、「NVIDIA ACE」を用いたデロイト トーマツの小売店・レストラン・販売代理店などカスタマーサービス向けのサービスソリューション「Quartz Frontline AI powered by NVIDIA」を連携させ、開発したもの。

 投資に関する疑問など顧客の音声による質問に対し、聞き耳を立てるしぐさや、音声とアバターの口の動きを合わせる人間らしい反応を示しつつ、日本語の合成音声で適切な回答をするなど「会話型相互コミュニケーション」を行うという。

 楽天証券は「今後、正式に提供を開始することで、お客様はご自身が持つ資産づくりに関する疑問を『投資相談AIアバター』を通じて解決することも可能になります」とコメントしている。

 「NVIDIA ACE」を活用した会話型相互コミュニケーションが行えるAIアバターサービスを個人向けに開発・提供するのは日本初(エヌビディア調べ)。正式提供に先駆け、1月14日に行われる「楽天証券 新春講演会2024」で来場者に新たなAI体験として提供する。

「投資相談AIアバター」イメージ
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