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【市況】株価指数先物【昼】 ボリンジャー+1σ水準での攻防からショートカバーが強まる


 日経225先物は11時30分時点、前日比240円高の3万3470円(+0.72%)前後で推移。寄り付きは3万3320円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3285円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。現物の寄り付き直後に3万3230円と前日の終値水準まで軟化したものの、その後はリバウンド基調を継続し、終盤にかけて3万3470円まで買われた。

 日経225先物は買い先行で始まった後に軟化する場面も見られたが、その後はボリンジャーバンドの+1σ水準での攻防となった。オプション権利行使価格の3万3250円から3万3500円辺りでの推移を見せており、+1σが位置する3万3430円を上回っての推移を継続させてくるようだと、ショートカバーの動きが強まる可能性がありそうだ。前日に日経平均株価の重荷となった東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]、ファーストリテイリング <9983> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]などが買い戻されており、リバウンドを狙ったロングが入りやすいだろう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.98倍に低下した。75日移動平均線水準で推移しており、同線が支持線として意識されやすく、NTショートの巻き戻す動きが入りそうだ。

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